【犬服づくり】ノースリーブ型紙の修正(大きく・小さく)する方法をわかりやすくご紹介|ドッグウェアがもっと楽しくなる!

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犬服を手作りする際に、

「ぴったりの服が作りたい」

「違う犬種にも、犬服を作りたい」

など、型紙の修正が必要な場合が多くあります。

今回は、そんな時に役に立つ【ノースリーブ型紙の修正方法】をわかりやすくご紹介させて頂きます。

関連記事⇒ 犬服を手作りして販売する際に、絶対におさえておきたい6つの注意点

⇒ 犬に服を着せることの3つのメリット|ドッグウェアの機能性と楽しみ方!

型紙の修正方法を理解することで、お手持ちの型紙から、たくさんの犬服が作れるようになります。

お友達にプレゼントしたり、販売するためのサイズ展開に活用して頂いたりと、何かのお役に立てて頂けたらと思います。

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①お手持ちの型紙の出来上がりサイズを知る

はじめに、無料でダウンロードできる型紙や、犬服作りの本などからノースリーブの型紙を準備します。

はじめに、お手持ちの型紙からの完成後の【出来上がりサイズ】を測ります。

①-1.まずは、型紙の見方から

・緑の矢印は、生地のたて目を表します。今回のノースリーブデザインでは、頭から被って着られるように伸縮性のあるニット生地(Tシャツ生地がおススメ)を使用するため、横に引っ張ると伸びるように、たて目に生地の目を合わせます。

・ピンクの半円は、【わ】を意味します。生地を半分に折って折り曲げた端と【わ】の位置を合わせることで、開くと左右対称の生地が裁断できます。

・水色の点線は、折り曲げる線を表します。裁断後、縫い合わせる際に折り曲げる部分です。

・黄色は、型紙から裁断して広げた際のイメージになります。

※ここでは、まだ縫い代は入っていません。

①-2.型紙からの出来上がりサイズを測る

お手持の型紙から、その型紙がどのくらいの出来上がりサイズになるのかを測ります。

①(胴まわり)、②(首まわり)、③(着丈)が、今回の型紙修正で必要な3箇所になります。

※ここでも、まだ縫代のことは、考えません。

出来上がりサイズが作りたい犬のサイズに合っていることを確認し、最後に縫い代をつけます。

(今回は、リブ付きデザインでのご案内ですが、リブなしでバイアスで包むデザインの場合でも、身頃の修正方法は同じです。

リブをつける場合は、縫い代が付きますが、バイアステープで包む場合には、その部分には縫い代がつきません。)

①赤い線の長さを足したもの(①+①)×2倍が、出来上がりの胴まわりのサイズ

(例えば、後ろ身頃の①が18cm+前身頃の①が7cmの場合、×2で、50㎝。胴まわり50㎝の犬の服が出来上がります。)

②青い線の長さを足したもの(②+②)×2倍が、出来上がりの首まわりのサイズ

③黄色の線の長さが、後ろ身頃の着丈の長さ

④緑の線の長さが、前身頃の着丈の長さ

⑤紫の☆は、肩の幅となり、⑤と⑤は、縫い合わせるため、同じ長さであること。

⑥赤の☆は、脇の長さとなり、⑥と⑥は、縫い合わせるため、同じ長さであること。

⑦水色の線の長さを足したもの ⑦+⑦は、そでぐり一周の長さ

⑧ピンクの線の長さを足したもの ⑧+⑧は、すそ周り一周の長さ

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②作りたい犬のサイズを測る

新しく服を作りたい犬のサイズを調べます。

・首まわり(首輪のあたり指1本分の余裕を持って1周)

・胴まわり(前足付け根の脇の下あたり1番太い箇所を1周)

・着丈(首輪の位置から腰、尻尾手前あたりまでのお好きな長さ)

お手持ちの型紙の出来上がりサイズと、作りたい(修正したい)サイズがわかれば、お手持ちの型紙を足し算引き算するだけで、ぴったりサイズを作ることができます。

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③首まわりと胴まわりを全体的に、ひとまわり大きく(小さく)したいとき

例えば、トリミング前とトリミング後。

避妊手術後に、ぽっちゃりしてしまった。

少しだけサイズが異なる兄弟犬。

など、首まわりと胴まわりの2箇所を全体的に大きく(小さく)したいときの方法です。

※小型犬の場合は5㎝程度まで、大型犬の場合は20㎝程度の範囲までの修正になります。

それ以上、修正の幅が大きくなる際には、

【⑨違う犬種など、もっと大きく(小さく)作りたい場合】の修正方法を参考にしてください。

④胴まわりだけを大きく(小さく)したいとき

例えば、首まわりが同じチワワとミニチュア・ピンシャーの場合でも、ミニチュア・ピンシャーのほうがチワワよりも胴まわりが大きいことがほとんどです。

胴まわりだけの修正で、チワワの型紙から、ミニチュア・ピンシャーの型紙を作ることができます。

⑤首まわりだけを大きく(小さく)したいとき

例えば、胴まわりが同じトイプードルとシーズーとパグの場合では、パグはシーズーよりも首まわりが大きいことがほとんどですので、首まわりを修正するだけでトイプードルの型紙からシーズーの型紙に修正することができます。

⑥着丈だけを長く(短く)したいとき

例えば、首まわり・胴まわりが同じチワワとダックスでも、ダックスのほうがチワワよりも着丈が長いことがほとんどです。

着丈を長く修正するだけで、同じ型紙が利用できます。

また、男の子の場合、トイレの際に汚れないよう、前身頃の着丈を短めに作ることもおススメです。

前身ごろと後ろ身頃の型紙の脇の部分、赤い星印⑥をセロテープで止めて修正することで、脇の縫い合わせがズレることなく、きれいなラインで修正を行うことができます。

⑦そでぐりだけを大きく(小さく)したいとき

前足が服の中に入ってしまうなど、そでぐりの開きが大きいとき(小さいときも)は、このように修正します。

※そでぐりの出来上がりは、リブやバイアスを見頃のサイズよりやや短めに作り、そでぐりをキュッと締めるようなイメージで縫い付けることで、きれいな仕上がりになります。

⑧着せたときに、首から服がずり落ちてしまうとき

犬には肩がないため、動いていると、下に下にと服が下がってきてしまうことが多くあります。

特に大型犬の場合は、動いていると、首がむき出しになってしまいます。

型紙をイラストのように修正し、首用のリブニットをしっかりとした丈夫で伸縮性の強いものを使用し、リブを見頃の首まわりサイズよりも少し小さくして、キュッと締めるように作ることでかなり解消できます。

リブに高さをつくり、タートルネックやハイネックにする事も、ひとつの手段です。

⑨違う犬種など、全てのサイズを大きく(小さく)作りたい場合

例えば、小型犬→大型犬用に。

中型犬→小型犬用に。など、

首まわりと胴まわりと着丈と、修正箇所が3ヶ所全ての場合は、

『はじめに胴まわりのサイズに合わせて拡大・縮小コピーをし、首まわりと着丈を後から調整をする』という方法です。

まずは、新しく服を作りたい犬のサイズ(首まわり・胴まわり・着丈)を測ります。

(例)

⑨-1.胴まわりを基準として、型紙を拡大・縮小コピーをする

お手元の型紙の胴回りサイズから、作りたい胴回りサイズになるように計算し、その%で型紙を拡大・縮小のコピーをします。

計算方法は、

作りたいサイズの胴回り÷お手持ちの型紙の胴まわり×100(%)

(例)

例では、お手持ちの型紙を124%に拡大コピーをすると、胴まわり46㎝の型紙が出来上がります。(0.1%以下は四捨五入する為、数ミリの誤差は生じます)

胴まわり90㎝以上など、大型犬用にA2サイズ対応のコピー機は少ない為、コピー機におさまらない場合は、分割してコピーをし、テープなどで貼り付けて型紙を作ります。

※お手持ちの型紙から小さくする際には、同じ計算方法で、100%以下の数字になりますので、縮小コピーになります。

⑨-2.コピーして出来た型紙の出来上がりサイズを測る

胴回りのサイズに合わせて拡大・縮小した場合、首回りと着丈も同じ倍率で拡大・縮小されている為、そのままでは作りたいサイズと合わない為、拡大・縮小した型紙の出来上がり(首回りと着丈)がどれくらいになるのかを測ります。

(例)

⑨-3.首まわりと着丈の誤差を調整する

コピーした型紙と作りたい型紙との首まわりと着丈の誤差を知り、調整をします。

例では、

☆首まわりを2cm

☆胴まわりはそのまま

☆着丈を2cm

修正することで、作りたいサイズに型紙を修正することが出来ます。

(例)

修正するポイント

ノースリーブの型紙修正では、前身頃と後ろ身頃の型紙での修正となります。

例えば、

胴まわり45cmの型紙から胴まわりを3cm小さく修正したい場合は、型紙上では前身頃と後ろ身頃を合わせて、1.5cm小さくすることで出来上がりが3cm小さくなります。

では、その1.5cmを小さくするために、前身頃と後ろ身頃のどちらの型紙で小さくすれば良いのか。

★似た体系(同犬種や、チワワからマルチーズなど)でのサイズ修正の場合

後ろ身頃-1cm、前身頃-0.5cm

後ろ身頃-0.8cm、前身ごろ-0.7cmのイメージです。

★異なる体系でのサイズ修正の場合

ヨーキーからイタグレ・・・イタグレは前身頃の幅が狭いため後ろ身頃だけで、-1.5cm

チワワからパグ・・・パグは前身頃の幅が広いため前身ごろだけで、-1.5cmのイメージです。

と、犬種の体系に合わせて、修正のやり方をアレンジする必要がありますが、首まわりと胴まわりの2ヶ所のサイズが合っていれば、着せることはできますので、まずは、この2ヶ所だけをしっかり意識してサイズ修正を試してみてください。

何枚も作っていくうちに、細かい修正が分かるようになっていきます。

最後に

なかなか愛犬に合う犬服サイズが作れなかったり、他の犬種用や、販売用にもチャレンジしてみたい!という方に、少しでも参考にして頂けたら幸いです。

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犬服販売での開業をお考えの際は、小林行政書士オフィスまで、お気軽にご相談ください。

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